2011年12月22日

環境省へ行ってきました

みなさんこんばんわ
第3水曜日のTです。今日は12月21日ということで、環境省にて、第25回及び第26回動物愛護管理のあり方検討小委員会及び第28回中央環境審議会動物愛護部会が開催されました。

傍聴希望を出しましたが、夜6時半〜7時半の「第28回中央環境審議会動物愛護部会」の案内だけが来ました。「部会」は1時間少々で終わり、資料1と資料5、6の承認のようなもので、資料入手以外無駄足でした。

配布資料一覧
資料1 動物愛護管理のあり方検討報告書(案)
資料2 「動物愛護管理のあり方について(案)」にかかるパブリックコメントの集計結果
資料3 自治体からの意見の概要
資料4 関係省庁からの意見(配布は委員にだけ)
資料5 動物の愛護及び管理に関する法律第12条第1項に基づく飼養施設の構造、規模及び管理に関する基準並びに同法第21条第1項に基づく動物取扱業者の取り扱う動物の管理の方法等に関する基準の改定について(諮問)(付議)
資料6 資料5の改定についての報告案
資料7 「動物の愛護及び管理に関する法律施行令の一部を改正する政令案等の概要」にかかるパブリックコメントの集計結果

まず、パブリックコメントの集計数をご報告します。
パブリックコメント 実施期間:2011年11月8日(火)〜12月7日(水)
「動物の愛護及び管理に関する法律施行令の一部を改正する政令案等の概要」
意見件数 FAX785 メール4,530 郵送27,659
意見提出者数 個人33,009 団体8
「動物愛護管理のあり方について(案)」
意見件数 FAX1,359 メール25,225 郵送29,211
意見提出者数 個人55,783 団体139

次に、資料3 「自治体からの意見の概要」の一部をご紹介します。現場の切実な意見が並んでいまして、会場でお会いしたIさんにもアドバイス頂き、「犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢」の部分をご紹介します。Iさんは昼間の小委員会も傍聴されています!!

議論の概要:
犬猫は、一定の日齢に達していない幼齢個体を親や兄弟姉妹から引き離すと、適切な社会化がなされないとされています。特に犬では、早期に引き離すと、成長後に、咬み癖や吠え癖等の問題行動を引き起こす可能性が高まるとされています。現在、3つの意見があります。ペット事業者の団体は45日齢、科学的根拠として某実験結果では7週齢(49日齢)、イギリスやアメリカの一部の州では8週齢未満の犬の流通・販売が禁じられていることから、それに習って8週齢(56日齢)。

自治体からの様々な意見:資料全部は掲載できないので文章は短くまとめてあります
□8週齢未満の販売は禁止。← 問題を起こすことがわかっており、このため処分してしまう事例がある。
□引き離す日齢は具体的数値をあげて強制力のあるものに。← 自主規制が進まない、感染症予防の観点からも早急に規制が必要。※子犬は母乳から感染症の免疫を貰う。
□自主規制ではなく登録の遵守事項とすべき。← 実効性を持たせるため強制力のある基準を。
□法令で規制すべき。← 業者の自主規制は困難。前回法改正でも議論された。問題を先送りせず、販売日齢を決めることで、動物の問題行動を原因とする安易な飼育放棄の防止を。
□日齢には規制が必要。← 問題行動を起こした犬が保健所に持ち込まれ苦慮している。
□日齢は科学的根拠で明確に設定を。← 事業者に説得力のある指導を行なうため。
☆日齢の確認方法を明確にする必要がある。← 日齢を決めても、日齢確認方法が明確にされなければ、業者の言うがままになるしかない。トレーサビリティシステム等を考えるべき。
☆年齢判定基準が不明だ。← 歯がはえる時期などずれる可能性があり、対応に苦慮することが想定される。
■引き離す日齢と成長後の問題行動の可能性には個体差があると思われ一律の規制は難しい。← 仮に一律規制すると、行政が引取りを行なう際の年齢がそれ以下であれば譲渡に回すことを控えなければならない状況が懸念される。
■事業者による自主管理・自主規制を。← 現状で目視のみでは日齢判定ができないため。また、現実的に監視は不可能。
■強制力のあるものにすることに反対。← 確認方法、違反時の対応が不明。生体からの日齢判断は無理。強制力を持たせた場合、生まれた日の確認はどのようにとるのか。
※トレーサビリティ:【tracability】追跡可能性。1.計測機器の精度や品質が、最終的には国際標準にまで帰着させることができること。2.野菜や肉などの生鮮食品について、生産・流通の履歴を辿ることができること。 「はてなキーワード」より

文字だらけですみません。T

ニックネーム 二子玉川いぬねこ里親会 at 02:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 通信日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昨日はお疲れさまでした。
また、ご報告ありがとうございます。

ご存じとは思いますが、こんなデータもあります。

動物愛護管理法改正に関連する幼齢動物の取扱についてのアンケート結果速報
http://www.jsava.com/public/2011-12-19.pdf

日本小動物獣医師会
http://www.jsava.com/
Posted by muramasa at 2011年12月22日 15:46
muramasa様
コメント有難うございます!
また、貴重な情報有難うございます!
小委員会で野上さんが発言されていたのでなんとか知りたいと思っていました。

コメント欄で情報頂くとは!とても有難いです。
40日だ、45日だと騒いでいるのは業界で、現場のセンターのアンケートを見ても獣医師さんのアンケートを見ても8週齢あるいはそれより以降にすべきの声が多いんですよね。

議員立法でやるそうなので、議員さん達への請願をしなくては。このままで終わらせるなんて出来ません。。。
ワーキングチームの議員さんが誰なのか。調べなくては。

又、立法までやれることの情報ありましたら是非教えて下さい。
Posted by ボランティア I at 2011年12月22日 19:05
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